2015年6月21日日曜日

[DnD5e] リアクションで攻撃する

前の記事で、リアクション時の攻撃(*)にもSneak Attackのダメージを乗せられることが分かりました。そうと分かれば、リアクションで攻撃できる機会を増やしたいですよね。
というわけで、リアクションで攻撃する条件を増やす能力を洗い出してみました。

もっとも、ローグは5レベルにUncanny Dodgeがあるので、頑張ってリアクションで攻撃する機会を増やす価値があるのか、という悩みにぶち当たるのですが……

* 前回は便宜上機会攻撃と書いていますが、敵の移動以外をトリガーにしたリアクションは機会攻撃とは呼ばれず、「リアクションで近接武器攻撃をすることができる」みたいな書き方がされています。でもSneak Attackの条件的にはどちらであっても関係ないですね。自分のターンではないということが重要。

Mage Slayer (feat)
5フィート以内の敵の呪文詠唱に対してリアクションで近接武器攻撃ができる。スペルキャスターを速やかに倒すことが目的であって、リアクションで攻撃する機会を増やす目的で取るのはちょっと厳しいかな。

Polearm Master (feat)
敵がリーチに入ってきたら機会攻撃できるため、敵が近接戦を志向している場合、高確率で機会攻撃の機会が訪れる優れもの。しかし、Polearm Masterの対象となる武器に、Sneak Attackの条件となるFinesse属性のついたものはないので、今回は役に立ちません。非常に残念。

Sentinel (feat)
このfeatは、リアクションで攻撃する条件を2つ増やしてくれます。
  • リーチから離れようとする敵がDisengageアクションを使用していても、機会攻撃できる
  • 5フィート以内の敵が自分以外を攻撃したらリアクションで近接武器攻撃できる
防御能力の低いことが多いローグがこんなfeat持っていたら真っ先にボコられるんじゃないの?という不安がよぎるのが難点でしょうか。でも、DMのプレイスタイル次第な部分はありますが、条件を満たす機会は結構ありそう。
あと、自分に隣接した敵が自分以外の味方を殴ろうとしたときというのは、大抵Sneak Attackの条件を満たしていそうだ、というのもポイント高い。

Riposte (Fighter, Battle Master)
敵が近接攻撃を外したらリアクションで近接武器攻撃できる。いくら紙のACを誇るローグでも尋常な相手ならそこそこの確率では攻撃が外れるはずなので、結構チャンスはありそう。ネックは、Fighter 3が必要ということでしょうか。Sneak Attackのダメージが減ってしまっては本末転倒ということになりかねないですしね。このマルチクラスが有利に働くかどうかは検討する必要がありそうです。

Giant Killer (Ranger 3, Hunter)
Sneak Attackで頑張るキャラはRanger 3なんて取らないよ、きっと(投げやり)。

Commander's Strike (Fighter, Battle Master)
Sneak Attackを持っている人ではなく、支援する側が取るものですね。attack 1回とボーナスアクションを使って、味方に即座にリアクションで近接武器攻撃を行わせることができる。まさに一撃の威力が高いローグと組み合わせて使う為の能力と言えます。うん。これと組み合わせるのがベストです、が結論でいいんじゃないかな。

……と、正直思ってしまったけれど、パーティー構成に完全に依存してしまいますからね。なんとか自力でリアクションの機会を増やしたい。というわけで続く。



おまけ

さすがに獲得時のレベルが高すぎてSneak Attackとの組み合わせを考える意味はないだろう、ということで特にコメントつけませんでしたが、以下の能力でも条件を満たしたときにリアクションで攻撃を行うことができます。

Retaliation (Barbarian 14, Path of the Berserker)
Opportunist (Monk 17, Way of the Open Hand)
Soul of Vengeance (Paladin 15, Oath of Vengeance)